逆マスターキーシステム
マンションやアパート、寮、社宅などに取り入れられているキーシステムです。
各部屋の鍵は別々ですが、共用玄関や共用の勝手口や通用口が、各部屋のキーで解錠できるキーシステムを「逆マスターキーシステム」と言います。
201号の部屋のキーで、202号や203号、204号は、開けられませんが、共用玄関は、どの部屋の方でも開けられるシステムのことです。
これによって、限られた人のみ出入りが制限されますので、第3者の侵入防止に有効なシステムです。
マスターキーシステム
分譲マンションには、あまり採用されていないシステムです。 主に、賃貸マンションやアパート、寮や社宅、老人ホーム、学校、病院、工場、ホテル、オフィスビルなどで採用されることが多いです。
どの部屋でも全てを開けられるキーがあるシステムをマスタキーシステムと言います。基本的には、アパートの管理人さんやオーナーが持っているものです。
101号の方は、102号や103号は、開けられません。しかし、マスターキーを持つ方は、全室開けることができます。
近年の賃貸マンションや寮などは、この「マスターキーシステム」と「逆マスターキーシステム」の両方を取り入れているケースもあります。